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ジーンズリペア

ジーンズリペア 股

こういう商売をしているので、連日、お客様からジーンズが送られてくるのですが、数ヶ月前からちょっと気になっていることがあります。

ジーンズが到着すると、荷物を解いて現物を確認するのですが、その際、8割以上のジーンズが、前のボタンやジッパーが開いた状態なんです。

当店にジーンズを送っていただく際には、必ず洗濯していただくようにお願いしているので、恐らく、お客様はジーンズを脱いだときにボタンやジッパーをはずし、そのまま、洗濯して干して梱包して送ってくるのだと思います。

しかし、ジーンズを長持ちさせる履き方という観点から言うと、この「前のボタンやジッパーを開けっ放しにする」というのはあまりいいことではありません。

特にジッパーの場合に言えることなのですが、ジッパーを開けっ放しにして洗濯したことで、ジッパー部分が他の洗濯物と絡み合い、ジッパーが破損したというケースがしばしばみられます。

ジーンズには、縫製の特性上、弱い部分がいくつかあるのですが、ジッパーは、ジッパーというパーツそのものが弱いので洗濯機内でジーンズのジッパー部分が他の衣類と絡み合うというのは、ジッパーにとってかなり厳しい環境です。

洗濯機内の水流は、我々の想像よりもかなり強いので、開けっ放しのジッパー部分に他の衣類が絡むと、ジッパーの歯が欠けたり、スライダーが壊れたり、スライダーのとめ具が外れるといった事例が頻発します。

そのため、フロントがジッパータイプのジーンズを洗濯する際には、必ずジッパーを閉じてトップのボタンを閉めた状態でジーンズを裏返し、ネットにいれて洗濯することをお勧めします。

また、ボタンも一見すると頑丈そうに見えますが、洗濯機内でボタン周りに巻きつくように衣類が絡むと、意外とあっさり外れるので、こちらも洗濯するときは、きっちりボタンを閉めてからネットに入れて洗濯することをお勧めします。

それから、洗濯後に干すときもジッパーやボタンは閉じた状態のままの方がいいですね。

ボタンやジッパーを閉じたまま洗濯ネットから出して、そのまま、干すのが一番いいと思います。

ボタンやジッパーは金属パーツなので、なんとなく強度が高いイメージがあるかもしれませんが、実際には、ジーンズの中でも一二を争うぐらい壊れやすい部分なので、開けるのは脱ぎ履きするときだけにして、それ以外は、洗濯のときも干すときもたたんで保管しておくときも、ずっと閉じた状態にしておくことをお勧めいたします。

さて、今回紹介するのは股のリペアです。

before/afterはこんな感じ。

before
20150812before

after
20150812after

股が盛大に破れています。

後ろ股部分に大きな穴が開いているだけでなく、インシーム部分も大々的に擦り切れているので、修理する際には、インシームを部分的に分解しないと作業できません。

こちらのジーンズを修理する際にも、インシームを解いてからあて布と擬似横糸をあて、ミシン叩きで補修した後、再度、解いた部分を縫い直しました。

これだけ大きなダメージになると、修理料金もそれなりに大きくなるので、股にダメージが出来ている方は、傷が大きくなる前に早めの修理をお勧めします。

ジーンズ修理 山田屋
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山田哲也

AUTHOR:山田哲也

今日もご覧いただきまして、
ありがとうございます。

『ジーンズ修理 山田屋』店長の山田です。

ジーンズの修理に関する話題が主ですが、本題の枕代わりに日常のちょっとした出来事についてもちょこちょこと書き綴っています。

たいしたことは書いていませんが、少しでも私の人となりが伝われば幸いです。


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