ジーンズリペア

ジーンズリペア 股

外出する予定があるのに雨が降っている。

そんなとき、予定を一日単位で入れ替えることがあります。

一番多いのは、今日と明日の予定を入れ替えて、
明日作業する予定のことを今日やって、
今日外出先でする予定だったことを明日やるという
パターンですが、こういうやり方って、
一人親方の自営業ならではですよね。

会社勤めのサラリーマンであれば、今日の予定は今日の予定、
明日の予定は明日の予定ですから、今日と明日を入れ替える
なんてことは簡単には出来ません。

また、同じ自営業でも私のようにひとり親方で運営しているのではなく、
ちゃんと従業員を雇って営業している人は、予定の入れ替えなんて
なかなか出来ませんよね。

どんなやり方にも一長一短はあるでしょうから、
どのやり方が一番いいなんていうことはないんでしょうけど、
私には今の一人親方の自営業っていうスタイルが一番あってる感じですね。

さて、本日紹介するのは股のリペアです。

before/afterはこんな感じ。

before
20120514before

after1
20120514after1

after2
20120514after2

after3
20120514after3

股が壊滅しています。

当店では、実際にジーンズを送ってもらう前に、
ダメージ部分の写真を送ってもらって、
見積もりを出すようにしているのですが、
送っていただいた写真を最初に見たとき、
さすがにちょっと引きましたね。

商売柄、ボロボロになったジーンズはたくさん見ていますが、
ここまで徹底的に壊れたジーンズは少ないです。

こちらのジーンズ、写真を見て分かるとおり、状態がかなりひどく、
写真だけだと修理の可否が判断できなかったので、
写真での見積もり段階では「保留」とし、
実際にジーンズを送ってもらってから修理の可否と
修理方法を決定しました。

幸い、大々的に壊れているものの、生地の欠損は少なく、
内側の縫い目も巻き縫いタイプではなく通常のシンプルなタイプの
ジーンズだったので、修理可能と判断し、実際に修理を行いました。

とにかく、この状態だと何も手が付けられないので、
股の部分のステッチを解きます。

そして、股を前後に分解し、残っている生地を
もとの形通りに寄せ集めてから、あて布と疑似横糸をあて、
それぞれのダメージをミシン叩きで補修した後、
再度股を縫い直しました。

かなり大々的に壊れていましたが、
もともとシンプルなつくりのジーンズだったので、
非常に縫いやすく、また、壊れ方もダメージの規模のわりに
単純だったので、どうにか修理することが出来ました。

この手のダメージは、修理の仕上がりをどうこう言う以前に、
そもそも修理できないという場合が少なくないのですが、
今回のダメージは運のよさも手伝って、なかなかキレイに仕上がりました。


ジーンズ修理 山田屋
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山田哲也

AUTHOR:山田哲也

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ありがとうございます。

『ジーンズ修理 山田屋』店長の山田です。

ジーンズの修理に関する話題が主ですが、本題の枕代わりに日常のちょっとした出来事についてもちょこちょこと書き綴っています。

たいしたことは書いていませんが、少しでも私の人となりが伝われば幸いです。


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