ジーンズリペア

ジーンズリペア 裾

昨夜、ネットをフラフラしていたら
32オンスのジーンズがあるということを知りました。

サムライジーンズが一般的になるにつれて、ジーンズの厚さが
ドンドン厚くなっていくのは実感していたんですが、
さすがに32オンスとなるとちょっと厳しいですよね。

32オンスはちょっと極端としても、最近の極厚デニム隆盛の風潮は
どうなんでしょうねぇ・・・

サムライジーンズに代表される21オンスぐらいのジーンズは
一般的に売っていますが、あれぐらいの厚さのジーンズを履きこむと、
生地の自重でジーンズが崩壊していくような気がするんですが、
実際のところどうなんでしょう?

確かに、サムライジーンズは縫製の量が通常よりも多いので、
縫製部分が崩壊するということはないと思うんですが、
生地の部分に擦り切れなどが出来た場合は、
生地の自重で擦り切れ部分から一気に崩壊する可能性があると思うんですよ。

一般的に、ジーンズはすごく強い衣服だと思われがちですが、
一度ダメージが出来るとそこからの崩壊スピードは
通常の衣服と同様かそれ以上に早いです。

なので、21オンスクラスの重さがあるジーンズは、
生地の頑丈さゆえに壊れやすいという矛盾をはらんだ
衣服のような気がするんですよね。

私は21オンスクラスの極厚デニムは履いたことがないので
履き込むとどういう感じになるのか実感としてはわからないんですが、
お客様から送られてくる依頼品の極厚ジーンズを見るたびに、
極厚デニムの矛盾がちょっと気になります。

さて、本日紹介するのは裾のリペアです。

before/afterはこんな感じ。

before
20120308before

after
20120308after

裾が崩壊しています。

右裾はまだそれほどでもありませんが、
左裾は、裾上げの線よりも上の部分までダメージが浸食し、
生地も大部分が欠損しています。

私もそうなんですが、人間の体は左右対称ではないので、
同じ長さで裾上げをするとこういうダメージが出来ますよね。

右裾左裾ともにこのままでは修理できないので、
修理する際には裾上げを解いてからの作業となります。

裾上げを解いてからあて布と疑似横糸をあて、
ミシン叩きで補修してから再度同じ場所で裾上げします。

かなり大きなダメージでしたが、デニムのあて布を使わず、
あて布と疑似横糸を使ってナチュラルな感じに仕上げました。

ブーツなどでガンガン踏みつけられたら話は別ですが、
普通に履いている限りはこれで当分壊れることはありません。


ジーンズ修理 山田屋
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『ジーンズ修理 山田屋』店長の山田です。

ジーンズの修理に関する話題が主ですが、本題の枕代わりに日常のちょっとした出来事についてもちょこちょこと書き綴っています。

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