ジーンズリペア

ジーンズリペア 脚部

この仕事をはじめてからちょっと気になっているんですが、
裾のダメージのご依頼で送られてくるジーンズの中に、
ときどき、裾が不自然なほどカッチリと固まっているものがあります。

裾の修理をするときは必ず、既存の裾上げを解いてから修理するんですが、
この裾上げが施されている部分がプラスチックのように
パキパキになっているんです。

これ、原因がなんなのかわからないんですよね・・・

そういう状態になっている部分が必ず裾なので、裾が地面と接触するときに、
路上に落ちている何らかの薬剤が沁みこんでそうなるのかなと
思っているんですが、繊維が固まるような薬剤なんて
そんなに路上に落ちてないですよね。

それとも、日本刀を叩いて鍛えるのと同じ原理で、
「水が沁みこむ→そこを踏んづけて固める」を繰り返しているうちに
パキパキになるんですかね?

いずれにせよ、ひどいものになると、
本当に極薄のプラスチック板みたいになっているやつもあるので、
その手のジーンズはミシンの針を落とすときにちょっと怖いんですよね。

別に生地が固まっているからといってそれほど困っているわけではないのですが、
毎日ジーンズを触っていると、こういう細かいところが気になりますよね。

さて、本日紹介するのは脚部のリペアです。

before/afterはこんな感じ。

before
20120307before

after
20120307after

太腿の中頃の辺りが擦りきれて
大きな穴が開いています。

脚部の傷は一番ご依頼の多いダメージですが、
膝の部分のダメージが一番多いので、
脚部でもこういう位置の高い部分のダメージは
意外と珍しいです。

修理するという点から見れば、この部分は生地のヨレも少なく、
ミシンも入りやすいので、比較的修理しやすいですね。

修理する際にはあて布と疑似横糸をあててから
ミシン叩きで仕上げています。

ダメージ周辺も広く弱っていたので、少し大きめのあて布をあてて、
周辺部分もしっかり補強。

これで当分は破れる心配はありません。


ジーンズ修理 山田屋
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山田哲也

AUTHOR:山田哲也

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『ジーンズ修理 山田屋』店長の山田です。

ジーンズの修理に関する話題が主ですが、本題の枕代わりに日常のちょっとした出来事についてもちょこちょこと書き綴っています。

たいしたことは書いていませんが、少しでも私の人となりが伝われば幸いです。


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