ジーンズリペア

ジーンズリペア 脚部

先日、お預かりしたジーンズを修理して納品した後、
お客様からメールで喜びの声を頂いたのですが、
そのメールの中にこんな一節がありました。

「今まではジーンズを修理するという発送が無かったので・・・」

これ、本当にその通りですよね。

こういう商売をしていてこんなことを言うのもなんですが、
確かに、壊れた洋服を修理するってあんまり思いつかないですよね。

実際、私がジーンズの修理を始めたのも、
あんまりポジティブな理由じゃないですからね。

私はかなり大柄なタイプなので、ユニクロなどのリーズナブルなお値段で
販売しているジーンズを買うことが出来ません。

にもかかわらず、1年365日、暑い日も寒い日も毎日ジーンズを履いているので、
ジーンズがすぐに破れてしまうんです。

お金のほとんど無かった学生の頃もそういう状態でしたが、
買い換えようにもなかなか新しいジーンズは買えないので、
「ここは初期投資にお金を使っても、買い替え費用を考えると、
後々得かもしれないな・・・」と一念発起してミシンを買ったのが
ジーンズの修理を始めたきっかけです。

ですうから、学生の頃の私のように極端に貧乏だったり、
普通サイズのジーンズが履けない人以外は、なかなか「修理」っていう
発送にはならないですよね。

実際、こういうメールを頂いたのって、
今回が初めてじゃないんですよ。

ジーンズの修理なんて考えていなかったけど
たまたま当店のWebサイトに来たから試しに依頼してみた。

そんなお客様がけっこういらっしゃいます。

ジーンズ1着が数百円で買える昨今ですから、
修理するとかえって高くつくことも珍しくありません。

でも、ジーンズは丁寧に修理していけば、
20年以上は履くことが出来る衣類なので、
押入れの中に破れたジーンズが眠っている人は
このBlogを読んだのも何かの円だと思いますので、
一度、修理を検討してみてはいかがでしょうか。

さて、本日紹介するのは脚部のリペアです。

before/afterはこんな感じ。

before
20110908before

after
20110908after

こちらのジーンズ、15年物だそうです。

長い間履き続けることで、少しずつ擦り切れていって、
最終的に写真のような超巨大なダメージが出来上がったという感じですね。

ただ、こちらのジーンズ、写真を見ていただいてもわかるように、
横糸がほとんど切れていないんですね。

この一点だけでも、持ち主の方が丁寧に扱っていたことがよくわかります。

これだけ大きなダメージになると、どう頑張っても目立たないようにはなりませんし、
ヘタにステッチをたくさん入れると硬さが出て非常に履き心地が悪くなるので、
修理する際にはあて布と疑似横糸をあててから、荒めにミシン叩きを入れて
仕上げました。

ダメージ部分だけでなく、周辺補強もしっかり行っているので、
これからもガンガン履くことが出来ます。

こちらのジーンズも、納品後には喜びの声を頂きました。



ジーンズ修理 山田屋
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プロフィール

山田哲也

AUTHOR:山田哲也

今日もご覧いただきまして、
ありがとうございます。

『ジーンズ修理 山田屋』店長の山田です。

ジーンズの修理に関する話題が主ですが、本題の枕代わりに日常のちょっとした出来事についてもちょこちょこと書き綴っています。

たいしたことは書いていませんが、少しでも私の人となりが伝われば幸いです。


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