ジーンズリペア

ジーンズリペア 脚部

「やっぱり、依頼されるのはヴィンテージのジーンズが多いんですか?」

持ち込みのお客様と世間話をしていると
ときどきこんなことを聞かれます。

こういうふうに考えてるお客様は意外と多いみたいですね。

これ、全然そんなことないんですよ。

もちろん、ときどきヴィンテージジーンズのご依頼を頂くこともありますが、
ご依頼の99%は普通にお店で買うことが出来る現行品のジーンズです。

しかも、現行品といってもEVISUやサムライジーンズのような高価なジーンズだけでなく、
ユニクロなどのリーズナブルな料金設定のジーンズをリペアする依頼がけっこう多いんです。

むしろ、「けっこう多い」というよりも、
依頼を頂くジーンズのほとんどは
そういった普段履きのジーンズです。

結局、ジーンズのリペアって、ジーンズの値段ではなく
ジーンズに対する愛着なんですよね。

どんなに安価なジーンズであっても、
長年履きこむことで愛着のわいたジーンズは
いくらダメージが出来たからといって
なかなか手放せないものです。

そういった愛着のこもった普段使いのジーンズを、
お手ごろな価格で丁寧に修理してお客様に喜んでいただく。

お店をオープンさせてまだ1年ちょっとですが、
そういう親しみのあるお店に成長させていきたいですね。

さて、本日紹介するのは脚部のリペアです。

before/afterはこんな感じ。

before
20110803before

after
20110803after

こちらの傷、ダメージの性質自体はそれほど珍しくはないんですが、
傷の場所が太腿の裏なんですよね。

脚部でリペアのご依頼を頂くのは圧倒的に表側が多いですし、
ときどき裏側があったとしても膝の裏が多いので、
太腿の真裏というのは本当に珍しいです。

しかもこの傷、摩擦で出来たダメージというよりは、
何かに引っ掛けて出来たようなダメージなんですよね。

太腿の裏を引っ掛けるって、椅子の先端部分ぐらいしか思いつかないんですが、
椅子って、相当ささくれ立ってる木製の椅子以外はそんなに引っ掛けることも
ないですよね。

それに、最近はそんなにボロボロになっている木製の椅子もほとんど無いので、
どうしてこういうダメージが出来たのかちょっと謎です。

ダメージ自体はそれほど大きなダメージではないので、
修理するときにはあて布をあててミシン叩きで仕上げています。

鉤型に破れたダメージですが、縦方向の破れを補修する際にはステッチを綾目に入れ、
横方向の破れを補修する際にはステッチを縦に入れています。

傷自体は小さいですが、修理には地味な小技が入ってますね。
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山田哲也

AUTHOR:山田哲也

今日もご覧いただきまして、
ありがとうございます。

『ジーンズ修理 山田屋』店長の山田です。

ジーンズの修理に関する話題が主ですが、本題の枕代わりに日常のちょっとした出来事についてもちょこちょこと書き綴っています。

たいしたことは書いていませんが、少しでも私の人となりが伝われば幸いです。


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