ジーンズリペア

ジーンズリペア バックポケット

先日、Yahooニュースのトップにこんな生地が掲載されていました。

花巻市 マルカン百貨店 閉店

私の地元、岩手県の花巻市にあるマルカン百貨店が、今年の6月7日についに閉店するそうです。

マルカンデパートについては、以前もこのブログにチラッと書いたような気がしますが、あのデパートは少し特殊で、デパートとはいっても、肝心のデパートとしての機能はもう20年以上前から完全に死んでいて、店こそ開いていますが従業員もほとんどおらず開店休業状態だったんです。

しかし、そんなデパート機能とは裏腹に、このマルカンデパートの最上階にある大食堂は、平日休日問わず、連日の大盛況で、特に日曜祝日ともなれば、昼時は常に超満員。

ビルの外では、食堂目当ての客の車が駐車場に入りきらなくなって、一般道にまで列を作るような異常な人気を見せていました。

実際、マルカンデパートの売り上げのほとんどはこの大食堂が担っていて、食堂以外の部分の利益は、あっても無くてもどうでもいいようなものだったようです。

そんな超人気の施設が閉店するわけですから、ちょっとただ事じゃないですよね。

私も含めて、花巻市周辺で生まれ育った人で、このマルカン大食堂で食事をしたことがない人というのはちょっと考えられませんし、今でも花巻に住んでいる人は、週一レベルで利用するという人も少なくないと思います。

また、このマルカンデパートが建っている周辺の街並みは、寂れた地方都市にありがちなシャッター街になっていて、大食堂に来る人意外にはほとんど人通りがありません。

そんな状況下で大食堂がなくなるわけですから、閉店後はあの辺りの人通りが完全に絶えることが予想されます。

そのため、現在かろうじて営業している個人店なども、今回の弊店のあおりを食って連鎖倒産に追い込まれる可能性もあるような気がします。

ただ、昨年の夏に帰省したとき、地元の友人から聞いた話では、ビルの耐震設備等が現在の基準に照らし合わせると完全に不適格で、本当はもっと早い段階で取り壊さなければいけない状態だったそうです。

しかし、上記の通り地域住民から必要とされている施設であり、なおかつ、全国的にもちょっと有名で花巻市の観光資源の一つになっていたことから、壊すにも壊せない状態だったらしいですね。

確かに、常識的に考えれば、あの建物は、今年37歳になる私よりも年上なわけですから、改修なり立替が必要ということは理解できるのですが、やっぱり、実際に閉店となるとどこか寂しいものがありますね。

さて、今回紹介するのはバックポケットのリペアです。

before/afterはこんな感じ。

before1
20160314before1

before2
20160314before2

before3
20160314before3

after1
20160314after1

after2
20160314after2

before写真とafter写真の色味が違いますが、同じジーンズです。

ポケットに携帯や財布を入れていたことで、それらのものの角でポケットの生地が磨り減って穴が開くという、典型的なバックポケットのダメージです。

バックポケットはこのままだと修理できないので、修理の際にはポケットをはずしてから作業しました。

ポケットをはずしてからあて布と擬似横糸をあて、ミシン叩きで補修してから、再度ポケットをつけなおしています。

バックポケットは、一度外してしまえば、わりとなんとでもなる箇所なので、かなり大きなダメージでも補修可能です。

しかし、ジーンズの細部にこだわる方は、当店で修理する際には少し注意が必要です。

ポケットを外す際には隠しリベットも外すことになりますが、当店では、隠しリベットは一度外すと付け直すことができませんので、当店で修理した場合、修理後に隠しリベットは無くなってしまいます。

お手持ちのジーンズのバックポケットにダメージが出来ていて、そちらの修理を検討されている方は、上記の点をあらかじめご了承いただきますようお願いいたします。

ジーンズ修理 山田屋
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プロフィール

山田哲也

AUTHOR:山田哲也

今日もご覧いただきまして、
ありがとうございます。

『ジーンズ修理 山田屋』店長の山田です。

ジーンズの修理に関する話題が主ですが、本題の枕代わりに日常のちょっとした出来事についてもちょこちょこと書き綴っています。

たいしたことは書いていませんが、少しでも私の人となりが伝われば幸いです。


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